ボロボロになったフィッシングプライヤーのグリップを安く直してみた。

使い込んだフィッシングプライヤー。

使いやすく定番のダイワ プライヤーV 190H

ショアでオフショアでと大変重宝しております。

そんな愛用プライヤーですが使用頻度が多く、年数劣化のため、

グリップがボロボロ。

触ると手にネチャネチャとベタつきが酷くなってしまいました。

何故、そんな事が起こるのか?

調べてみました。

ゴム製品がベタベタになるメカニズムは加水分解という現象にありました。加水分解とは水とある物体が合わさった結果、化学分解が起きて別の化合物が発生するという現象です。

つまりゴム部分のベタベタは、ゴムと水がふれてできた結果発生した化合物なのです。ゴム製品に水がかかった覚えなんてないよ、という人もいるかもしれませんが、空気中には目に見えない水蒸気、つまり湿気がたえず漂っています。この湿気の影響でゴム製品の加水分解が発生するのです。

【公式】家事の宅配 カジタク

なるほど~。

昔、使っていたルアーロッドのグリップがネチャネチャになるのも同じ原理なんでしょうね~。

さて、今回のプライヤーはグリップは劣化していても金属部分は全く持って問題の無い状態。

このまま、捨てるのは勿体ないので何とか使えないかと調べてみると「無水エタノール」で拭き取るとネチャネチャが取れるという事が分かりました!

ならばと早速、

家にあった無水エタノールを取り出して、雑巾にたっぷりと染みこませてからプライヤーのグリップへしっかりと挟み込んで拭き取ると!

グリップ砕けました(笑)

それだけ劣化が激しかったんですね。

もう、こうなってしまったら致し方なし。

グリップを全部砕いて外して綺麗にしてみようという事で、

サンポール登場!

受け皿を用意し、プライヤーにクッキングシートを丁寧に巻き付けてからサンポールを染み込ませて一日寝かせ錆びやグリップに付いていた接着剤、汚れを溶かしてしまう。

その後、金たわしで擦って真水で洗い流すと、

綺麗になりました。

リューターとか使ってピカピカにしたりとか、これ以上のクオリティを求める自分ではない(実用性ではこれで充分)

と、いう事で完成としたいんですが、やはりグリップレスは使用している時に滑って落としそうなので不安。

グリップだけ部品注文⇒無し!

グリップを液体ゴムなどで作る⇒コスト掛かりすぎ!

それなら買い直したらエエやんって事になります。

ごもっとも(笑)

もっともっと手軽にお金も掛けず滑らない様にできないかな??

釣り具部屋を物色してたら出てきました。

自己癒着テープ(ブチルテープ)

これやったらエエんちゃうって事で、

グリップ部に巻き付けていきます。

ちなみに、自己癒着テープ(ブチルテープ)は引っ張りながら巻き付けていけなくてはいけません。

引っ張ることにより貼り付きます。

完成!

以前より細くなってしまいましたが、普通に使う分には充分です。

プライヤーの金属部分は釣行終わりにしっかりと洗っていたので劣化もなく問題無しで勿体無かったので、今回の再生方法は成功だと思います。

もしも同じ悩みを持っていましたら、どうぞ参考にしてみてください(^^)


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