福井県内でのコクチバス(スモールマウスバス)の再放流が期間限定にて禁止になります

そんなコクチバスは福井県でも増えてきました。

有名なコクチバス釣り場として九頭竜湖が挙げられますが、ここ数年では河川にもコクチバスが確認されるようになりました。

流れがある場所を好むコクチバスにとって河川は格好の生息域になるんでしょうな。

そんなコクチバスに対し、福井県水産業の内水面漁場管理委員会からコクチバスの再放流禁止の発令が2024年9月19日に発表されました。

内水面漁場管理委員会指示「コクチバスの取り扱いについて」

コクチバスは、県内では2007年に九頭竜湖で初めて確認され、九頭竜川流域のアユや渓流魚の漁場においてもその生息域が広がっています。

 更なる生息域や漁業被害の拡大を防ぐため、県内の川や湖等におけるコクチバスの再放流(キャッチ&リリース)を禁止とします。採捕したコクチバスは、その場で締めた上で 、持ち帰って食べて頂く(キャッチ&イート)か、お住いの自治体のルールに従って処理してください。

引用:福井県 水産業

期間は令和7年4月1日から令和8年3月31日までの期間限定となっていますが、状況によって延期されそうですな。

詳細は下記にて記載されています

福井県内水面漁場管理委員会指示第6-2号

一昔はラージマウスバスばっかりだったのが、今ではコクチバスの勢力が拡大され、在来種への影響など色々と問題が出ているみたいですね。

釣り人にとって引きの強いコクチバスを釣って遊べるフィールドが増えてうれしい反面、在来種を含む環境下で問題となる悲しい実情は何とも言えませんね。

以上、今回は福井県で発令されたコクチバスの再放流禁止について書いてみました。


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