3年間の海水温を比較すると上昇しているのが良く分かる(福井県沿岸)

時折、定置網に入っていたヨコスジフエダイ。

10月のある日には過去にない大漁だったとのこと。

マグロやカジキなども年々回遊が見られ、狙おうとする釣り人も。

その他、ヒラマサも過去にないくらい船で釣れています。

このように「高い海水温を好む魚」が増えてきたのとは逆に「低い海水温を好む魚」が減ってきた事実も。

低水温を求め深い水深や北へ移動している魚も見られます。

以前より深い水深で釣れるようになったケンサキイカも、その要因がみられるんじゃないでしょうか。

出典:気象庁  沿岸域の海面水温情報  福井県沿岸

上記は福井県沿岸の海水温を3年間を比較したグラフです。

3年間を比較してみると、今年である2024年の海水温が高いことが一目で分かります。

特に、4月~5月と8月~9月は飛び出ています。

温暖化により積雪が少なく、春に川から流れ込む雪代での水温低下がなかったのも要因かと。

その他、環境汚染など色々と原因があると思います。

今後、更なる海水温上昇も懸念されどんどんと海の中の生態が変わり、おのずと釣りものも変わってくると思われます。

この先、5年後、10年後とどのように変動していくのか物凄く気になりますね。

以上、今回は海水温上昇について書いてみました。


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