メンテナンス時にリールオイルを付けてはいけない箇所(スピニングリール編)
リールのメンテナンス時にリールオイルを差すことは大事な事です。
スピニングリールの場合、ラインローラーやハンドルやベールをはじめボールベアリングなどの可動部分にオイルをシュッ。
釣行毎まではいかなくても、時折リールオイルを差してやることによりスムースに動き快適な釣りができるんです。
だがしかし、リールオイルを差してはいけない箇所が主に2か所あるので注意が必要です。
その①メインシャフト
スプールを外したら出てくる軸をメインシャフトと言います。
要するにスプールに糸を巻く時に上下する棒。
この上下に動く可動部の根元にオイルを付けると動きが良くなると思うのが普通なんですが「根元にオイルを吹きかけるのは危険!」なんです。
メインシャフトの奥にはリールの逆転を防止する「ローラークラッチ」と言われるボールベアリングが存在します。
このローラークラッチに不必要な量のリールオイルが入ると、ベアリングが滑って逆転ストッパーの役目をは果たさなくなり、結果メーカーに送る羽目になる事もあるので注意。
その②ドラグ
スプールの内部には、ドラグという部分があります。
ドラグとは、ライン強度以上の大きな魚が掛かった時にスプールが回って糸を放出する機能。
この、ドラグの部分には専用のワッシャーにはドラグ専用のオイルが入っている為、余計なオイルを差してしまうと本来もっている性能が発揮できないので注意が必要です。
可動部だからオイルを差せば良いと言う訳ではないのは確か。
適正な場所に適正なオイルを差すことが、長く使っていく秘訣でもあります。
事実、自分の場合はもう十年以上も使用しているリールが未だ現役だったりします。
性能云々言い出すと、新しいリールのほうが良いのは確かなんですが、手に馴染んだリールを末永く使える事もアリだと思います(^^)
どうぞ、今回の記事を参考にしてみてください。
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