様々なメーカーから出ているPEラインの価格差は何が違う?

今では様々なメーカーから販売されているPEライン。

店頭で見ていると、同じ号数、同じ長さなのに大きく価格差がある事に気が付くと思います。

では、その価格差とは何か疑問に感じたことは無いでしょうか?

編み込み数での価格差

PEラインとは所謂、ポリエチレンを編み込んで作られています。

ポリエチレンとは、いわゆるプラスチック素材。

吸水性が無く低温にも強く劣化しにくい利点があり、PEラインの素材としてうってつけとなっているんです。

ちなみにPEラインのPEとは「polyethylene」から名前が来ています。

そのポリエチレンを何本で編み込んでいるかでの価格差。

一昔前は4本編みが主流でしたが、現在は8本編みが主流となり12本編みなど更に多い本数で編み込んでいるPEラインも出てきています。

分かりやすいように極端に述べると、

「PE4号、4本編みはポリエチレン素材1号を4本で編んである」

「PE4号、8本編みはポリエチレン素材0.5号を8本で編んである」

こんな感じですね。

そうすると何が違うか?

編み込み数が多いほど、細いポリエチレンで編み込んでいるのでPEライン表面がツルツルになる。

それにより滑りが良くなり、ルアーや仕掛けの放出時のスムースさが格段に差が出る。

諸説では編み込み数により強度が違うと言われていますが、編み込み方などの違いもあるため、一概に答えが出にくい部分でもあります。

編み込み方による価格差

同じ8本編みでも価格差が結構あります。

それには編み込み方による価格差も含まれます。

強度良く密にしっかりと編み込んであるほどコストがかかり高くなる傾向が有ります。

昔、某メーカーの安いPEラインなんて、編み込みがいい加減すぎて「きし麺の様に扁平」なものもありました(笑)

その他による価格差

その他にも、単色よりも10m毎に色が変わるラインのほうがコストが掛かる為、じゃっかん高めになるものもあれば、PEラインの劣化を防ぐコーティング処理による価格差もあります。

染色の差もあります。

PEラインを巻いた時に、ラインを挟んだ指に大量に色が付いてしまうのもあれば、殆ど付かないPEラインも有ります。

おまけに全てのメーカーがPEラインを作る工場を持っている訳では無く、メーカーによってはPEラインを作れる工場(メーカー)へ依頼し、その分が価格に上乗せになっている事実も有ります。

以上、今回はPEラインの価格差に付いて書いてみました。


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