ゴムボートやカヤックを出せる場所がどんどんと減っている状況とその原因
ゴムボートやカヤックでの釣りは以前から人気がありますが、現在も出船できる場所が減っているのも確かな事。
漁港から出すことも許されていた(場所によっては黙認されていた)時代ありました。
しかし20年~25年ほど前のブログなどのSNSブーム以降、ゴムボートやカヤックでの釣りが一気に増えた、漁港に釣り人が押しかけどんどんと出船禁止場所が目立つようになりました。
何故、そのように出船禁止となっていったのか色々と原因が有るのでピックアップ。
騒音問題
地域によって多少の違いはありますが、漁港などの堤防には漁師を含む民家も隣接している場所が非常に多いです。
そんな民家がある近くの漁港では、魚が良く釣れる早朝の釣りために夜明け前から車で行き準備をする時にでる騒音問題。
車のアイドリング音、仲間内での会話や支度準備、特に問題として良く聞いたのはゴムボートを膨らますパワーポンプの音。
早朝の静けさの中、そういう「音」は非常に響き迷惑となり問題となり出船禁止となった場所は数知れず。
ゴミ問題
防波堤の釣り人のゴミ問題と同様に、ボート釣りの帰った後に残されたゴミも非常に漁港に多く残される事も問題となりました。
常識的な事なんですが。。。
駐車問題
ゴムボートやカヤックで釣りをする方の殆どが車で運搬してくると思います。
その時に車をどこに駐車しているのか?
路駐のみならず、ひどい場合には私有地や民家の前、交通の邪魔になる場所に駐車してあったというのも聞いたことがあります。
一般的な常識問題ですね。
海上トラブル
どうみても邪魔になるような航路での釣りや漁船の出入りの邪魔になる場所での釣り。
今では一般化している認識旗(フラッグ)を掲げないゴムボートやカヤック。
荒れている時に出て帰れなくなるトラブルやひっくり返って地元漁師が助ける事件。
このような事があり、危険だからと出すことを禁止した漁港も知っています。
砂浜からの出船禁止場所も増加
そんな漁港を避けて海水浴場などの砂浜から出船する方も増えました。
確かに出船禁止場所は殆どありませんでしたが、昨今は砂浜からの出船禁止場所もチラホラと出てきています。
以前ならゴムボートやカヤックのみならず、トレーラーボートの出し入れでも賑わっていた定番の砂浜も禁止となっていました。
最初はコロナ感染防止という名目だったと思っていたのですが・・・
出船できる場所はどこ?
事実、漁港関係は禁止場所多く出船する事が難しくなっています。
禁止と書いてなくても注意されてトラブルも起こっている事実。
そんな中、出船できる場所としては、
①ボート出航禁止されていない砂浜(水晶浜や松原海水浴場など。※海水浴シーズンは注意)
②海に面した宿へ交渉し許可を得ての出船(有料駐車場料金を払えば可能な宿は有ります。※混雑を考慮し伏せます)
③しっかりと出船を有料化として管理された漁港(常神漁港など)
この3点が代表的に挙げられます。
知り合いが海に面した場所に住んでいて、そこから出しているなんて羨ましい方もいらっしましゃいますが(笑)
これからゴムボートやカヤックでの釣りを検討されている方は、上記条件に当てはまる釣り場があるかどうか考えてから購入してみてはどうでしょうか?
良くある話ですが「買ってから出航場所が分からずアタフタする」というパターンには気を付けた方が良いと思いと思います。
以上、今回はゴムボートやカヤックを出せる場所がどんどんと減っている状況とその原因について書いてみました。
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