ユニノットは巻き数が多いほど強くなるの?
こんにちはです。
タイトル通りですが、ふと何気なくユニノットの巻き数が多いほどつよくなるのか疑問に思ったので試してみました。
強度測定方法はいたって簡単に。
・スケールにユニノットで結び、主要どころの巻き数(3~7回 ※10回のオマケつき)で引っ張り切れた時のkgを測定
・ラインは数百円の安価ボビン巻き3号を使用
・測定は各5回ずつ
・切れる都度、縮れなどを確認し50cm以上カットする
以上の方法でスタート!
某ブランドの、やす~~~いボビン巻きライン。
私の場合、リールの下巻き用に持っていて実用では使っておりません。
いつものスケールに画像の用に真っすぐに結んで測定開始!
回数 | 2回巻き | 3回巻き | 4回巻き | 5回巻き | 6回巻き | 7回巻き | 10回巻き |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1回目 | 1.520kg | 3.630kg | 3.310kg | 3.835kg | 3.450kg | 3.420kg | 3.990kg |
2回目 | 2.165kg | 3.010kg | 3.865kg | 3.495kg | 3.280kg | 3.505kg | 3.525kg |
3回目 | 2.520kg | 3.055kg | 3.300kg | 3.500kg | 3.420kg | 2.690kg | 2.600kg |
4回目 | 2.290kg | 3.020kg | 3.400kg | 3.325kg | 3.080kg | 2.415kg | 3.395kg |
5回目 | 1.845kg | 3.650kg | 3.645kg | 3.298kg | 3.870kg | 2.655kg | 3.395kg |
平均 | 2.06kg | 3.273kg | 3.504kg | 3.491kg | 3.420kg | 2.937kg | 3.381kg |
【測定結果】
・5回平均での最強巻き数は4回巻き
・2回巻きでは、結び目のすっぽ抜けが多かった
・10回巻きではライン切れが多かった
私自身も普通に行っていた4回巻きが強い結果となりました。
ただし、今回は安価ラインを使用したため強度のムラがあったかもしれません。
本当なら高価なムラの無いラインを使用すべきでしょうが予算の関係上(所謂勿体ない)でご了承下さい(笑)
10回巻きではラインの途中で切れた原因として
・結び目が強い
・結んで締め付けるときに縮れが少し出来た(強度劣化)
2点が考えられます。
ゆっく~り絞めこんだら縮れ解消して良いんでないか?
と、思って絞めこむ時に湿らせてゆっくり絞めこんでから測定してみると「3.300kg」「3.440kg」「2.230kg」という結果が。
あまり劇的に強くなる訳でもなく、手間を考えると10回巻きは非現実的で却下ですわ。
ラインの太さや素材(今回はナイロン)によって、誤差等は出てくると思いますが4~6回巻きが妥当かと個人的には思いました。
皆さんも、一度試して納得したユニノットの巻き数で糸を結び釣りを楽しんではいかがでしょうか?
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