そもそも高い竿と安い竿は何が違う?
こんにちは。
今回は高い竿と安い竿の違いを書いてみました。
釣りをはじめようと釣り具屋で竿を見てみると高いのから安いのまでピンキリ。
磯竿など同じ種類で同じ硬さ長さでも、数万円するのもあれば980円の安い竿まで並んでいますよね。
何で、こんなに値段が違うのか疑問に思う方も多いんじゃあないでしょうか?
その違いは、色々有ります。
①竿の重さ
これが一番分かりやすいんじゃあないでしょうか。
竿を作る素材や、竿を成形する方法など、高い竿ほど良い素材を使い、強く軽く、その釣りに適した曲がりなどを設計して作りこまれています。
その場で持ってみて分かる重さの違いは、釣り場で釣りをしていると疲労感として更に差が出てきます。
②竿の感度
感度とは、魚が食いついてきた時に手元に伝わるプルプル感や、ルアー釣りの場合だとルアーを動かしている時に、海底や障害物に触れた時などが分かる伝達能力の事。
これも同じく、竿の作りこみで大きく変わります。
安い竿から高い竿に買い替えた時には、今まで分からなかったアタリが分かるようになり感動する事間違いなし(実体験)
③竿の強さ
魚が掛かった時のやり取りで、しっかりと魚の抵抗(引き)を受け止め、魚を引き寄せられる強さ。
ただ強い(硬い)だけでなく、魚が暴れても外れないしなやかさなど、高い竿ほどターゲットに合わせた専用の強さバランスが取られています。
④糸の滑り
リールタイプの場合ですが、糸を通すガイドという部品があります(上記画像参考)
この部分の素材により糸の滑りの良さが変わり、また、糸が滑る時に発生する摩擦による発熱を抑え糸の劣化も防ぎます。
糸の滑りが変わると、ルアーや仕掛けの飛距離にも影響してきますし、魚とのやり取り中の摩擦抵抗軽減にもなります。
大きく見ると上記4点が高い竿と安い竿の違いとして挙げられます。
その他にもリールを取り付けるリールシートの素材で軽量化を図ったり、ガイドを取り付けるラッピングの拘りから、メーカーによってはブランド価格(笑)まで。
竿を買うとき、値段に困ったら予算に応じて選べば良いと思います。
釣りを続けるかどうか分からないのなら安い竿でとりあえずやってみるのも良し。
思い切って、ちょっといい竿買おうと考えているのなら、今時の竿だと大変性能が高いので1万円位出すと、かなり良い竿が買えますよ。
ちなみに、竿を買う場合はネットやパッケージでスペックを見るだけでなく竿を実際に触って納得してから買った方が良いです。
メーカーによって同じようなスペックでも硬さなど結構違うんでご注意を。
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