簡単な手入れで長持ち!スピニングリールのメンテナンス方法と気を付ける点
今回は簡単なスピニングリールの基本中の基本のメンテナンス方法を紹介します。
自分が今でも現役で使用している12年アルテグラ。
現行モデルと比べると精密さなどでは劣るけど、普通に釣りをする分では充分なモデル。
おまけに、しっかりとメンテナンスしているので普通に使えています。
ここに傷があるとラインが擦れて切れてしまうので、普段からリールを置く時などに、スプールエッジが地面に付かない様に気を遣うのも長く使うために大事。
そんなリールのメンテナンスですが、基本的な事はパパッと簡単にしています。
釣行から帰ってきた時にする事
特に海釣りに行ってきた後にすることは、以前の記事でも書いているように
①真水で洗う
海釣りで使うと潮(塩)がリールに付着しています。
それを真水で綺麗に洗い流してやります。
その時に気を付ける点は、ドラグをしっかりと絞めて真水が内部に入り込まない様に気を付けよう!
また、温水のほうが塩が解けて良く落ちるので良いかと思われますが、温水をリールに掛けるとボディ内部のグリスなどが温度変化により柔らかくなって溶けだしてしまう可能性があるのでタブー。
②拭く、またはしっかり乾かす
自分の場合、ほとんど天日干し(笑)
大事なので濡れたままで容器などに入れてしまうと蒸れてしまってよろしくない。
普段は、その2点をしておけばOK。
リールの簡単なメンテナンス方法
さて、タイトルにもある通りメンテナンス方法です。
使用するのは基本リールオイルでOK!
このオイルを使って可動部に吹き付けます。
先ずはハンドルの根本のボディ部分へ。
リールハンドルのベアリングが入っている部分で、内部にはギアもあります。
左右両方にオイルを差しておきます
ベールの可動部にもオイルを挿入。
勿論、ハンドルの部の根本にも。
こういう「可動部」はオイルを差しておくのが大事。
ラインローラーは、上記画像部分をドライバーで軽く緩めて、
オイルを差してからローラー部分を指でちょっとクルクルと回してやるだけでOK。
スプールの上下するスプール軸は、黒く汚れている可能性が高いのでティッシュで軽く拭き取ってから差してやります。
基本的にオイルを差すのは、これで完了。
簡単です(^^)
オイルを差す時に気を付ける事
簡単なオイル注入も、ひとつ間違えると長持ちへ直結しない事もあります。
それどころか釣りをしている時にトラブルも。
オイルを指す時に気を付ける点を挙げておきます。
①オイルを差し過ぎない。
動きが良くなろうと期待をして沢山オイルを差す方もいるでしょうが、オイルの入れすぎは逆に悪化させます。
たっぷりオイルをいれてしまうと、そのオイルに埃などが付着してゴミが集まり動きに支障をきたす事も。
②小まめにオイルを差し過ぎない。
自分自身、毎回毎回オイルを差していません。
そこまで必要ないです。
なんか違和感あるな~とか気が向いた時の数か月に一回程度。
それは①で書いたのと同様、オイルを指していくほどオイルが溜まって、それに(以下①同文)
細かくメンテナンスするので、入っているオイルを一度落としてからっていうのなら別ですが、今回はあくまでも「簡単なメンテナス」というのを前提です!
③スプール軸の根っこのほうにオイルを差さない
スプール軸の奥の方にはリールのハンドルが逆転しない様にするストッパーとなるボールベアリングが入っています。
そこまでオイルが入ってしまうと、ボールベアリングのストッパー部分が不具合を起こし(要するに逆転してしまう)、ハンドルが逆転してしまう不具合が起こってしまう事も!
実は、このトラブルあるあるなんですわ(^^;)気を付けて!!
以上が、簡単なリールのメンテナンスと気を付ける点の紹介です。
ちょっとした事ですが、時間がある時にひと手間掛けるだけでリールがスムーズに動き快適な釣りをすることができます。
そして何より長持ちさせること可能なんです。
お気に入りのスピニングリールを長く使っていくためにも、基本中の基本の手入れだけでもしてみてはいかがでしょうか?
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