間違いだらけの釣り防寒服の代用品

寒い冬の釣りの必需品といえば防寒服。

低い気温に冷たい風、時には積雪の中を快適に釣り楽しむためには手放せません。

どんな防寒服が良いかといえば何といっても釣り用として出ている釣り用防寒服が一番！

ところが釣りをはじめたばかりの方などは、安く済ませたいと代用品で釣りをされる方も釣り場で見られます。

でも、やっぱり違うんですよね～（＾＾；）

今回は、そんな釣り用防寒服と間違った代用品の違いを書いてみます！

間違った釣り用防寒服の代用品

• 風を通しやすいウエア

分厚いフリースジャケットなどを着て釣りをされている方もいらっしゃいますが、冬の冷たい風がスースーと通り抜けてしまい、暖かく感じれません。

風が通らないナイロンやポリエステル素材がお勧めです。

• ベンチコートなど大き目のジャケット

暖かいんですが、動きにくいです。

釣り竿を振る時に振りにくく、また餌釣りの場合汚れてしまう危険性も。

• ボードウエアやスキーウエアなど

同じ冬に着るウエアなので良いと思われる方も多いかもしれませんが目的が全く違います。

ボードやスキー用として作成されているウエアの動きやすさを前提とするのは勿論、良く動くので体から発する温度が非常に高く、それが温かみとなっているため、中綿は動き回るのを考慮し少な目となっています。

釣りのほうが運動量が少なく、体から発する温度が少ないため、ボードウエアやスキーウエアでは大して温かみを感じることが出来ません。

釣り用防寒服とは

では、釣り用の防寒服とは具体的にどのようなものなのかを説明します。

• 釣りしやすい動きやすさ

釣り竿を振り込む、魚とのやりとりなどの動作を前提とした作り。

• 温かみを逃さない中綿のボリューム

動きを考慮したうえで、邪魔にならないボリュームの中綿が内部に入っている。

その中綿により温かみを体感。

※上級モデルになるほど、釣りジャンルに適した防寒服があります

• 熱を逃がさないポリエステル等の素材

外からの冷たい風が通らず、内部に発生した暖かい温度を逃がさない素材を服の表面に採用し、寒い・冷たいといった不快感を低減。

※上級モデルになると蒸れにくさも良くなり快適性が増します。

• 雨・雪が染み込まず、汚れも落としやすい防水撥水加工

レインウエアと同様に、防水撥水加工がされているので突然の雨・雪でも大丈夫。

更に汚れても落としやすい。

※防水加工は劣化品です。日頃のお手入れは必須。

釣り用防寒服だけあって、上記で書いたような事を考慮し作成されています。

ただ単に暖かければ良いと言う訳ではないんです（＾＾）

釣りをはじめたばかりの方、冬の釣りを考えている方がいらっしゃいましたら、釣り用の防寒服を着て快適な釣りをすることをお勧めします。

寒くて辛いと不快感しかなければ釣りが楽しくなくなってしまいますよ(笑)

でも、やはり防寒服は高いので代用品は無いかとお考えでしたら下記の組み合わせをお勧めします！

釣り用防寒服の代用品としてお勧めのアイテム

1. レインウエア（ピチピチでは無くゆったり目）
2. フリース・暖パン

この１と２の組み合わせにより防寒服までのレベルまで行かなくても代用品として使うことができます。

「レインウエア」により風・雪・雨・汚れなどを防ぎ、中の温度を逃がしにくく「フリースと暖パン」を下に着ておく事により熱を発生し温かみを感じる事が出来ます。

なお、動きやすいさなどは「フリース・暖パン」の分厚さなどで変わりますので一度手持ちの衣類で試してみてはいかがでしょうか？

冬には冬の楽しい釣り物があります。

暖かい格好をして快適に釣りを楽しみたいものですね！