川や汽水湖で釣ったシーバスは食べられる?
こんにちは。
「川や汽水湖で釣ったシーバスは食べられるか?」
に付いての記事です。
海のみならず、鮎など餌を求めて川の上流までも遡上しているシーバス。
福井県で有名な九頭竜川では、かなり上流で釣れている実績もあり居付いているのではという話しもあります。
(※居付きとは、海に戻らず川で餌を食べて生きているという意味)
「淡水では短時間しか生きられない」「淡水でも平気」「マルスズキは無理だがタイリクスズキは大丈夫」など諸説がありますが実際のところどうなんでしょう?
さて、話しが逸れましたが本題の「食べられるのか?」に戻ります。
居付きのシーバスと、そうでないシーバス
川に居るシーバスと言っても二通りのシーバスが存在します。
①ずっと淡水に近い(または淡水)に居るシーバス
②餌を求めて一時的に川や汽水湖に入って、海に戻るシーバス
川といっても食べる餌(小魚)などが多く存在し、生活するうえでの水深が確保されている場合、ひとシーズン(春~秋)まで、ずっと居付いているシーバスもいます。
そういうシーバスは淡水での生活時間が長く、それにより身が泥臭くなり食べる時に気になる場合があります。
汽水湖で有名な三方五湖でも同じような事が言えます。
逆に、水深が非常に浅い川に関しては、暗くなると遡上し明るくなると海に戻る傾向があります。
元々、太陽光を嫌い警戒心の高いシーバス。
水深が浅すぎる川では明るい時間帯、身の危険を感じて日中は安全な海に戻る個体が殆ど。
敦賀で言えば笙ノ川など該当します。
そういうポイントで釣ったシーバスは、淡水に長時間居たシーバスに比べ泥臭さが無く食べるのにも気になりません。
※個体差はあります。
食べ方に工夫を
お刺身にしたシーバスは夏はあっさり食べやすく(スズキの洗いで有名)、秋~冬のシーバスが脂が乗ってこってりして美味しい。
ただ、川や汽水湖で長時間生活したシーバスでは泥臭さが鼻に付いてあまりお勧めじゃあないです。
でも工夫次第では食べることも可能。
バターソテーなど火を通し味付けした場合、泥臭さが抑えられ食べることができます。
ちなみに釣ったシーバスが、居付きなのか居付きでは無いのか見分ける方法としては、
- 体の色が黒ずんでいれば居付きの可能性が高い(日焼けするため)
- エラ付近を嗅いで臭みが強い場合は居付きの可能性が高い
簡易な確認方法ですが、上記で判断してみるのも可能です。
最後になりましたが、自分の場合は川や汽水湖で釣ったシーバスは食べません。
「確実に海で生活」しているシーバスのほうが、気持ち的に安心して食べることが出来るという心理的な部分が大きいんです(^^;)
気になる人、気にならない人さまざま。
最後の判断は、個人的判断になると思います。
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